こんにちは、Kiko(@kiko_summer2020←Instagram)です!
お腹に宿った赤ちゃんは、二人の赤ちゃん。でも妊娠という経験は、初めて赤ちゃんがお腹を蹴った喜びも、つわりの苦しみも、女性しか体験することができません。
妊娠したその日から「ママ」になる奥さんに対して、旦那さんはどうやって「パパ」になっていくのでしょう?
赤ちゃんが生まれてから?赤ちゃんのお世話を一通りできるようになってから?
旦那さんはぜひ、奥さんの妊娠が分かったその日から、以降妊娠中のさまざまな局面で奥さんをサポートしてください。それが、「パパ」としての最初の、とても重要な役割なのです。
今回はそんな声にお応えします。
本記事の内容
- 妊娠初期・中期・後期 それぞれいつのこと?
- 時期別 妊娠の経過
- 時期別 旦那さんに求められるサポート
この記事を書いた人
This is Kiko's Blog管理人
2020年に第一子誕生し現在育児休業中(平日ワンオペに苦戦する日々)
フルタイム会社員として働きながらつわり、切迫流産、その他の妊娠マイナートラブルを乗り越える
2021年4月保育園入所(0歳児)を目指して保活を経験
妊娠期間スケジュール
まずは妊娠期間がどのように進んでいくかを知りましょう。妊娠週数は、「最終月経の初日」を起点として計算されることがポイントです。
妊娠初期・中期・後期別のできること
妊娠初期のサポート
多くの妊婦さんは、妊娠初期につわりを経験します。その症状や程度は人によってさまざまですが、奥さんに以下の症状がある場合は特に、次のようなサポートをしましょう。
1.吐き気があってものを食べられない
どんなものなら食べられそうか(具体的な食材名でなくても)奥さんに聞いて、代わりに買い物に行きましょう。例えば同じ「ゼリー」でも、何種類か買って奥さんの口に合うものを一緒に探してあげるといいでしょう。
口に合うものが見つかれば、多少ストックしておくと奥さんが一人の時も食べられます。※ただし急に味覚が変わることもあるので大量買いには注意です。
つわり中はふいに「これが食べたい!!!」というモードになることもあります。(普段あまり食べられない場合、このモードは千載一遇のチャンス)一緒にいた際は可能な限りその要望に応えてあげると、奥さんはとても助かるはずです。
2.○○のにおいで気持ち悪くなる
どんなにおいで奥さんが気持ち悪くなるのかを把握しましょう。奥さんがいる前では、そのにおいをできるだけ発生させないように努めるか、においが発生する前に奥さんに一言「今から○○のにおいがするよ」と伝えましょう。(「今からお米を炊くから他の部屋に行っていた方がいいかも」等)
奥さんが【気持ち悪くなるにおい】としてあげていなくとも、つわり中は香水や柔軟剤などの強い人工的な香り、お酒(飲んだ後)の香り、口臭などで気分が悪くなる妊婦さんが多いと言われているため、それらを発さないよう気にかけるといいでしょう。
3.眠くて仕方がない
家事を全て代わりにやってでも、寝たいだけ寝させてください。奥さんは決してだらけているわけではありません。つわり中に感じる眠気は、抗えないような強烈な眠気で、12時間寝た翌朝もまだ眠い、ということもあるほどです。
加えて気持ちが悪く食べる量が減っていると、体力がないため妊娠前より非常に疲れやすくなっています。ヘロヘロの身体に少しでもエネルギーを温存するためにも、睡眠はとても重要なのです。
「つわり」について詳しく知りたい方はこちらの記事をごらんください。
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つわり 症状・ピーク・いつまで?【おすすめ食べ物&対策】
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私の体験
つわり中は仕事帰りにスーパーに寄る体力が残っておらず、夫に「今日は○○を買ってきて」と頼んでいました。(食べたいものが日によって変わるためまとめ買いはできず・・・)また、真冬にどうしても冷やし中華が食べたくなり、コンビニにもスーパーにも商品が並んでいない中、中華麺を買ってきて手作りのタレで冷やし中華を作ってもらいました。妊娠中一番つらかったつわり期を支えてもらえて、「この人となら育児もやっていけそう!」と希望がもてました。
妊娠中期のサポート
妊娠中期になると、多くの妊婦さんはつらかったつわりが終わり、「妊娠中最も調子の良い期間」に入ります。(引き続き奥さんがつわりに苦しんでいる場合は前述サポートを継続しましょう。)
夫婦二人の時間を楽しむ
この期間はこれまで思うように食事やお出かけを楽しむことのできなかった奥さんをねぎらい、一緒にそれらを楽しみましょう!
コロナ禍での外出に不安がある場合でも、ちょっといい食材をお取り寄せして一緒に料理をしたり、名店のテイクアウトをしたり、自宅からそう遠くないリッチなホテルでのステイケーションを楽しんだり、工夫次第で色々な楽しみ方ができますよ。
出産前の準備品をお買い物
出産後にすぐ必要になるグッズは、奥さんのお腹が大きくなって歩くのがしんどくなる前に、一通りそろえておくことをおすすめします。
中期になるとだんだんと赤ちゃんの性別が判明するため、生まれてくる赤ちゃんを想像しながら新生児用のちっちゃいお洋服を初めて二人で選ぶひと時は、この上なく幸せな時間になることでしょう。
妊娠後期のサポート
後期に入るとお腹がどんどん大きくなり、それに伴って身体的なマイナートラブルが起こりやすくなります。また、いよいよ出産・その後の育児を前にしてふとした瞬間に不安や恐怖に襲われることも。奥さんに寄り添う形で、以下のようなサポートをしてあげてください。
1.マッサージ
子宮が大きくなると鼠径部(足の付け根部分)が圧迫され、特に下半身の血のめぐりが悪くなると言われています。それが原因となってむくみやすくなったり、寝ている間に突然足がつったりすることも(激痛!)。奥さんがむくみを感じるところを中心に、マッサージをしてあげましょう。
2.危ない家事を積極的に行う
妊娠期間全体を通して、普段以上に家事を行うと奥さんはとても助かります。ですがお腹の大きくなる後期は特に、バランスがとりづらくよろけてしまいやすいため、お風呂掃除などの危ない家事は積極的に行うといいでしょう。
3.奥さんの不安に耳を傾ける
奥さんが出産への不安を感じている場合、安易に「大丈夫」と声をかけると逆効果になる可能性があります。(「あなたはどうせ産まないでしょ」なんて返事が返ってくるかも)そんな時は「不安だよね」と、不安な気持ちを肯定し、受け止めることが大切。
一方今後の育児への不安は、自分も主体的に取り組む姿勢を見せることでいくらか解消させられます。育児グッズや新生児のお世話についてなど、奥さんが調べた結果に「へ~」と言うだけでなく、自分から積極的に調べて頭に入れておくことで、「二人で取り組む育児」であることを伝えましょう。
まとめ
今回妊娠初期・中期・後期に分けて、それぞれの期間で一般的に望まれるサポートをご紹介しました。ですが妊娠の経過は十人十色。本記事の内容は参考までに、実際は目の前の奥さんの声に耳を傾けて、その都度求められるサポートをしてあげてくださいね。