出産を前に準備する物は多くありますが、
搾乳器って必要なの?
と悩む方も多いはず。
私もそんな一人でしたが、結局出産準備で搾乳器は購入しませんでした。
産後どうだったかと言うと・・・
搾乳器は必要になってからの購入で
全く問題なかったです!
今回は私の体験を元に、搾乳器が必要になるシチュエーションやおすすめ搾乳器を紹介します。
本記事はこんな疑問を解決します
- 搾乳器は出産前に購入しておく必要ある?
- 搾乳器はどんな時に必要なの?
- 手で絞るのとの違いは?
- 搾乳器にはどんな種類があるの?
- おすすめ搾乳器は?
この記事を書いた人
This is Kiko's Blog管理人
フルタイム会社員兼ブロガー
2020年に無痛分娩で第一子出産し2021年5月~復職
0歳児4月入園を目指して保活を経験→無事第一志望に入園
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搾乳器は必要?自分の手じゃできないの?
そもそも搾乳って・・・
自分の手じゃできないの?
その通り!
搾乳は手でもできます!
手で搾乳する方法
✔片方の手で母乳を入れる容器を持ち、搾乳する方の手の親指と人差し指の腹で、乳輪の外側から乳頭へゆっくりと押す
✔同じ場所ばかり搾るとしこりの原因になるため、上下・左右・斜めなど色々な方向から搾る
出典:AMOMAチャンネル「【助産師監修】正しい搾乳の仕方と、搾乳した母乳の保存方法」
ではなぜ搾乳のために搾乳器を
購入する人が多いのでしょう?
手で搾乳することのメリットは、何のグッズも購入する必要がないこと・力加減を調節しやすいことですが、
デメリットとして
✔手が疲れる
✔コツをつかまないと上手く出せない
ということがあげられます。
一回の搾乳にかかる時間は、片胸およそ10分。位置をこまめに変えながら手で絞り続けるのはとても疲れます。
また手絞りはコツをつかむのが比較的難しいため、上手く母乳が出しきれないと乳腺炎になるリスクも。
そう、
こうしたデメリットをなくせるのが
搾乳器なんです。
実際に手絞り・搾乳機での搾乳、両方を体験して言えるのは
搾乳の必要がある機会が1~2回きりなら手絞りでも可
それ以上ないし継続的にあるなら搾乳器は買った方がいい
ということ!
それでは搾乳の必要がある状況って、具体的にどんな状況なのでしょうか?
搾乳器は必要?どんな時に搾乳するの?
搾乳が必要になるシチュエーションには、以下のようなものがあります。
- 出産後赤ちゃんと離れて過ごさなければならない
- 母乳分泌が過多で赤ちゃんが飲み切れない
- 乳頭に傷ができて直接吸わせるのが痛い
- 産後働き始めるために赤ちゃんを預ける
- その他赤ちゃんを預けての外出や旅行に行く
シチュエーション①
出産後赤ちゃんと離れて過ごさなければならない
産後自分自身ないし赤ちゃんの健康状態を理由に直接授乳ができない時には、多くの場合搾乳した母乳を赤ちゃんに与えることが求められます。
入院中は産院の貸し出し搾乳器を使えることが多いですが、例えば赤ちゃんだけもう少し長く入院することになれば自宅で搾乳する必要が出てくるでしょう。
シチュエーション②
母乳分泌が過多で赤ちゃんが飲み切れない
生まれたばかりの赤ちゃんは乳首を上手く咥えられなかったり、吸う力が弱かったりします。
一方母乳はというと、時間が経てば赤ちゃんが飲む量に合わせて量が調整されていくものですが、産後すぐはよく出る人だと赤ちゃんが飲む以上に作られることも。
その結果赤ちゃんが飲み切れないと胸がはったり、さらには高熱が出たりと乳腺炎になる恐れがあるのです。
乳腺炎って?
乳管内に乳汁がたまり乳房が硬く腫れる『乳汁うっ滞症』、
うっ滞した乳汁の中で乳首などから入り込んだ細菌が繁殖し、乳房が腫れて痛む・高熱が出る『急性化膿性乳腺炎』
などがある。
出典:べビママほっと。「乳腺炎+悪寒は高熱の出るサイン!?対処法とおすすめの食事を解説!」
発熱するほどの乳腺炎の場合は医療機関を受診した方がいいですが、胸が張って辛い場合は搾乳すると一時的に症状が緩和されます。
出せば出すだけ母乳は作られるため、少量にとどめるのがポイント
参考:medela「母乳が多すぎますか? 分泌過多を減らす方法」
シチュエーション③
乳頭に傷ができて直接吸わせるのが痛い
授乳し始めの頃は特に、乳頭はデリケートな状態。(やわらかさがなく、皮膚もカサカサ)
またおっぱいを吸うことに慣れない赤ちゃんが浅飲み(途中までしか咥えられていない状態)になることがあります。
そのような中では乳頭が傷つきやすく、あまりの痛さに一時的に直接授乳することができなくなる人も。
傷が治るまでの間だけ搾乳で対処することができます。
シチュエーション④
産後働き始めるために赤ちゃんを預ける
産後授乳中に働き始める場合は、通常授乳回数が減るにつれ母乳分泌量も自然と減り、胸が張ることも少なくなっていくもの。
でもどうしても胸が張って痛い場合には少量だけ搾乳すると楽になります。(母乳生成を減らしたいならやりすぎ注意)
一方分泌量を維持したい場合には日中も定期的に搾乳することが有効とされています。
参考:たまひよ「4月から保育園入園、母乳をどうするかは今すぐ考える必要あり、1~2カ月前から準備が必要」
シチュエーション⑤
その他赤ちゃんを預けての外出や旅行に行く
可能な環境ならば、時には赤ちゃんを預けて自分の用事を済ませたり、リフレッシュのため出かけたりすることも育児中は大切なこと。
赤ちゃんと離れる時間によっては途中で胸が張って痛くなることもあるため、搾乳すると楽になります。(せっかくの時間を思う存分楽しむために!)
これら搾乳が必要な機会が複数回ある場合は、搾乳器を購入すると便利。
もし一定期間継続的に搾乳する必要があるなら、搾乳器は必須と言っていいでしょう。
いずれにせよ、搾乳器は必要になってからの購入で十分です。
私が搾乳器を買ったのは・・・
娘が生後4ヶ月の頃、娘を実家に預けて1泊2日で夫婦で旅行に行った際購入。
朝授乳して出発し、夕方には胸がパンパンになったため、簡単にかつ効率よく絞れる搾乳機は大活躍でした。
幸い両親や夫に娘を気軽に預けられる環境だったため、こうした旅行や丸一日程度の外出はこれまで4~5回あり、やはり搾乳機は買って正解でした。
搾乳器は電動・手動どっちがいい?私のおすすめ搾乳器
搾乳器には電動式と手動式があります。
どちらを買うか迷った際は・・・
母乳量が多く、使用頻度が週に1回以上なら電動式を買うべき
母乳量が少なく、使用頻度が週に1回未満なら手動式で十分
でしょう。
電動式搾乳器のメリット・デメリット
メリット
- 手が疲れない
- 短時間で搾乳できる(ダブルポンプタイプもあり)
デメリット
- 値段が高い
- 力加減を調節しにくい(何段階か吸引力を調節できるものも多いが)
- モーター音がする(寝ている赤ちゃんを起こしてしまうかも)
- 手動式より重く持ち運びにくい
何より手が疲れないことが魅力の電動式搾乳器は、それなりに値段も張るため、使用頻度が高い方におすすめ。
また電動ならではの短時間での搾乳ができるため、母乳量が多く搾乳に時間のかかる方にも向いています。
人気商品
手動式搾乳器のメリット・デメリット
メリット
- 値段が比較的安い
- 力加減を調整しやすい
- モーター音がしない
- 持ち運びしやすい
デメリット
- 手が疲れる(使用頻度が高いと腱鞘炎になることも)
- 電動式に比べると搾乳に時間がかかる
手は多少疲れるものの、値段が安くて購入しやすい手動式は、搾乳頻度が少ないとはいえ手絞りは大変・・・という方におすすめです。
人気商品
コスパ抜群!私のおすすめ搾乳器
前述の通り、私が搾乳器購入を決めたのはたまの外出・旅行のため。
また混合育児で母乳量もそこまで多くなかったため、手動式を購入しました。
カネソン さく乳ポンプ etoca 1,360円
※価格は投稿日時点Amazon価格
おすすめポイント
- その他手動式搾乳器と比較して圧倒的に安い
- 部品も何もポンプ一つなので手入れが楽
- こんなにシンプルな作りなのにしっかり搾乳できる
この搾乳器はポンプを握ることでポンプ内に圧がかかりぴゅーっと搾乳できる仕組み。
溜まっている時は連続で握らずとも一回握った圧でしばらく出続けるので手が疲れると感じたことはありません!
ピジョンやメデラの手動搾乳器に比べて劣るポイントは、
- 溜まった母乳は別の容器に移し替える必要あり(ピジョンやメデラは哺乳瓶に溜まる)
- 目盛りは50mlまで(ぎりぎり100mlまで溜まる)
まとめ
そもそも搾乳器って必要なの?
手で絞ることも可能だが、疲れるしコツがいるので
複数回搾乳の必要があるなら搾乳器は買った方がいい
とはいえ搾乳器は産前に買っておく必要はなし!
搾乳の必要があるシチュエーションって?
- 出産後赤ちゃんと離れて過ごさなければならない時
- 母乳分泌が過多で赤ちゃんが飲み切れない時
- 乳頭に傷ができて直接吸わせるのが痛い時
- 産後働き始めるために赤ちゃんを預ける時
- その他赤ちゃんを預けての外出や旅行に行く時
電動式・手動式の搾乳機、どちらを買うべき?
母乳量が多く、使用頻度が週に1回以上なら電動式を買うべき
母乳量が少なく、使用頻度が週に1回未満なら手動式で十分
おすすめ搾乳器は?
手動式なら『カネソン さく乳ポンプ etoca』がコスパ抜群!
ということをお伝えしました!
搾乳器は必要なのか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
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